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2011-03-17

キリン生まれたよ

3月12日にキリンのサクラとゴンタのペアに「ゲンキ」「ユウキ」に続き第3子が産まれました。

キリンの妊娠期間は15ヶ月ほどかかり、飼育員もやきもきしておりましたが、

やっと3月12日の夕方に産まれてきました。

出産には3時間ほどかかり、頭がなかなか出てこないので大変心配しましたが、

産み落とされたとたん元気に頭を振りあげたのでほっとしました。

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生まれた子は女の子で順調にお母さんのおっぱいを飲んでいます。 

お母さんのサクラは静岡の浜松市動物園、お父さんのゴンタはお隣の安佐動物園からやって来ました。

その子どもの徳山動物園生まれのゲンキは北海道の旭山動物園に、ユウキは仙台の八木山動物園に繁殖のために貸し出しています。

徳山動物園生まれの動物たちが全国で活躍しています。

早くたくさんの孫の姿を見せてほしいと思います。(S)

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2011-03-16

ホクト ありがとう

徳山動物園で飼育しているホッキョクグマのホクトが今月5日に亡くなりました。

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ホクトは1986年に徳山動物園にやってきてから25年間も動物園のために尽くしてくれました。
子どもを持たせてやれなかったことが悔やまれてなりません。

近年ホッキョクグマは大変希少な動物になっています。
この「希少」と言う場合には2つの意味が含まれています。
ひとつは、環境破壊などで野生での生息数が少なくなっている場合、
もうひとつは、世界中の動物園の中での飼育数が少なくなっている場合です。

ホッキョクグマの場合はその両方で、野生では温暖化により氷が溶けることで、主要な餌であるアザラシが取れなくなり数を減らしています。
また、飼育下でも世界的に繁殖が順調とは言えず、繁殖数は限られています。

昔は、「数が少なくなれば野生から導入すればいい」という考えがあったのかもしれませんが、現在はほとんどの動物が野生からの供給ではなく、動物園生まれのものばかりです。
倫理的な問題もありますが、それほど自然環境が痛めつけられ野生動物が生きる場所がなくなっているということでしょう。

動物園が「種の箱舟」であると言うのなら当然、希少なものは繁殖させ命をつないでいかねばなりません。
できないのならば飼うべきではないのかもしれません。
しかしこれは、動物園の中での種の保存に過ぎません。

動物園の役割は、それぞれの動物たちの持つメッセージを伝え、
一人ひとりがどう自然と共生していくか考えてもらうことだと思っています。
きっとそれがよりよい未来を創ってくれると信じています。
いまは至らないことばかりですが、少しづつでも進みたいと思います。(S)

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